ジャパンネット銀行とローン

ジャパンネット銀行の評価~手数料無料とか補償とか

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ジャパンネット銀行の無料手数料開始

ジャパンネット銀行は、日本で初のネットバンクとして登場しました。普通銀行の機能をそのままに、インターネットの手法を活かした銀行として数多くの企業が共同参画してオープンしたのです。そのため、ネットバンキング機能を開発するために、多くの費用がかけられています。

そこで、ジャパンネット銀行では、その費用を口座の維持手数料として利用者に負担してもらっていたのです。しかし、2012年7月1日から、この口座維持手数料については無料化がなされました。

さらには、提携ATMでの入出金についても、月間無料回数の範囲内の場合は3万円以上の取引について手数料を無料としました。

提携ATMでの振込みについては、三井住友銀行とアット・バンクのATMが利用でき、提携ATMの出金手数料157円と三井住友銀行の振込み手数料が必要となりますが、月間無料回数の範囲内の場合は提携ATM出金手数料の157円は無料となります。

そして、ジャパンネット銀行の振込み・送金の手数料については、インターネットを使用しての自行の口座宛ての振込み手数料は52円、他行宛ては3万円未満が168円、3万円以上が262円となっています。

また、ジャパンネット銀行の口座からWeb送金でゆうちょ銀行へ送金、またはゆうちょ銀行からジャパンネット銀行の口座へWeb送金する場合は、送金手数料として294円がかかることになります。

そのほか、キャッシュカードやトークンなどの再発行手数料は1050円かかりますが、破損や磁気不良、故障などで使用できなくなったものについては無料で再発行されることになっています。

さらに、利用明細はインターネットで照会することができ、ダウンロードして印刷することもできますが、利用明細送付サービスを利用すると、利用明細がひと月あたり315円で送付してもらうことができます。

ジャパンネット銀行の各種ローン

ジャパンネット銀行では、キャッシングだけでなく、ローンについてさまざまなサービスが用意されていて、人気を得ています。いわゆるおまとめローンと呼ばれるローンも用意されていて、最高200万円までが利用可能です。

申し込みはインターネットからできるので手軽で、審査も最短で30分、その結果はメールで届けられます。

ジャパンネット銀行は、借り入れの金利がほかの金融機関よりも低く設定されていることから、他社から借りた高金利の借入れも、ジャパンネット銀行に移すことで、返済の負担を軽減することができるのです。

ジャパンネット銀行では、ほかにもさまざまな利用目的で借りることのできる目的別ローンというサービスがあります。たとえば、旅行費用、自動車の購入資金、子供の教育資金といったものがあります。

こちらもローンの最高金額が200万円で、ほかのローンと合計すると300万円まで借り入れることができます。返済日が自分で決められるので、自分の経済事情に合わせることもでき、繰り上げ返済もできることから、収入の多かった月にまとめて返済するといったことも可能です。

そのほかにも、使い道の自由なフリーローンというのも用意されています。こちらも目的別ローンと同じく、最高200万円、ほかのローンとの合計が300万円の利用が可能です。

返済方法については、毎月定額を返済する元利均等方式が用いられており、自分が指定した日に、普通預金口座から自動引き落しされます。

目的別ローンやフリーローンについても、おまとめローン同様にインターネットからの申し込みができます。

ジャパンネット銀行の補償について

インターネットを利用したサービスでは、セキュリティの問題はまだまだ完璧とはいえないかもしれません。

そこで、インターネットを前提としたサービスを提供しているジャパンネット銀行をはじめとするネットバンクの評価を大きく分けるのが、このセキュリティ対策と万が一のときの補償制度にあるといっていいでしょう。

ジャパンネット銀行では、万が一自分のキャッシュカードを盗まれて使用されたり、自分の口座をだれかに不正な方法で使用されて被害に遭っても、一定金額までの補償がされるので安心です。

まず、キャッシュカード盗難による補償が50万円となっています。また、キャッシュカードの偽造、変造による不正使用で被害を受けた場合も、同額が補償されます。

ID 不正使用による預金口座不正使用による保険は、最高で300万円、そして、トークンの不正使用による預金口座不正使用による保険も最高で500万円となっ ています。トークンとは、1分ごとに新しいパスワードを発行してくれる機械のことで、ジャパンネット銀行に口座を開設すると、だれにでも送られてきます。

ジャパンネット銀行を利用していて、キャッシュカードの盗難にあったり、インターネット上の第三者による不正取引に遭遇して被害を受けても、ジャパンネット銀行の補償を受けることができるというのは安心材料とはなります。

しかし、規定の金額以上の補償がされないことから、必要以上の大金を預けておくと、補償の枠を超えてしまうので注意が必要です。

ジャパンネット銀行の総合的評価

ジャパンネット銀行は、日本初のネットバンクとして設立されました。そのため、ネットバンクのメリットとされるものについては、ほぼすべてを網羅しています。

たとえばリアルタイム送金です。実店舗型の銀行を利用するときのように、銀行の営業時間や営業日を気にしながら利用するということもなく、自分の都合に合わせた利用が可能となっています。

また、ここにきて、サービスの利用手数料に関しては、無料化という形を取り入れることにも成功しています。

ほかにも公共料金の自動引落しにも対応するなど、メインのネットバンクで使用されるにふさわしいサービスが展開されています。

また、気になる入出金についても、コンビニをはじめとしたさまざまなATMが利用できるため、夜間や日曜、祝日でも現金の出し入れが心配ないことも人気を得ている理由の一つになっています。

そして、金利についても、ほかの金融機関よりも有利な条件で提供しています。とくに定期預金については、金利の有利さが光っており、たとえば、ゆうちょ銀行の金利と比較しても、1年満期の定期預金の金利さえも3倍近くの金利差になっています。

加えて、サービスの多さもメリットとして忘れていけないものになっています。たとえば、運用商品としてJNB投資信託やJNB-FXなどがあり、買い物など生活を豊かにしてくれるサービスとして公営競技サービスを提供し、旅行などに有利なJNBクラブオフといった会員サービスといったものも展開しています。

総合的な評価を試みると、利用者が必要としているさまざまなサービスをバランス良く提供している、メインバンクにふさわしいものになっているといっていいでしょう。

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