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期間限定の利率のフリーローン

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来年に4月には、消費税率が8%となります。 ローンはどうなのかと思い、いろいろな銀行を調べてみると、11月29日までの期間限定で利率が安いローンを見つけました。 三井住友トラストローンというもので、担保に不動産が必要なものです。 三井住友信託銀行グループのようで、通常4.9%~8.8%の利率が期間限定で、3.9%~8.3%となっています。 返済期間は、最長で25年までとなっています。 不動産を担保としているローンという点からなのか、他の金融機関の利率より少し高い設定のようです。

 

また、他の金融機関では個人の商店経営者・会社の役員・法人は借り入れができる対象者から外れていましたが、ここのローンでは借り入れが可能です。 使い道も自由なフリーローンとなっていました。 個人では、他の金融機関からの「おまとめローン」としても可能なようです。 事業主や法人では、事業資金や各種の税金の支払い、新規の開発のための資金などといった借り入れも可能です。 このローンの特徴としては、担保を設定しているということで借入金が多額になっても対応できるということです。

 

驚いたことには、このローンを利用できる業者として、不動産関連の会社も利用可能だという点でした。 例えば、建売分譲住宅を販売している不動産会社が、その住宅が売却されるまでの間、担保として設定し借り入れをするということです。 売却できるまでの間、ローンで借り入れたお金で、建築会社などへの支払いができるというものです。   以前、家を購入する時に分譲住宅を販売している不動産会社を訪れた時がありました。 最終的には、その会社に決定しなかったのですが、契約する寸前の段階で、見せられた書類の中に販売されるはずの住宅に、金融機関の抵当権が設定されていたことを思い出しました。

 

その時、不動産会社は、「契約が済んだら、この抵当権は外れますので安心してください」と話していました。 意味がわからなかったのですが、このようなローンを組んでいたのです。   整理してみると、このローンを利用し不動産会社は、今建築中の分譲住宅と土地を抵当に入れ借入をし、顧客へ不動産の販売が済んだ時点で借金を返済して、抵当権を外すということになります。 建築に必要な費用は、借金をした分で支払うことができ、客と契約し販売が済んだ時点で、客から入金された分でローンを返済していくということです。 不動産会社にとっては、自転車操業のようなものですが、このようなローンがあるということ自体、多くの会社が利用しているのではないでしょうか。

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