別の角度でローンを調べていくと、auのKDDIの携帯会社と提携したローンがありました。 「じぶん銀行」というもので、KDDIと三菱東京UFJ銀行が共同で開発したもののようです。 いわゆるインターネット銀行です。 ここの「じぶん銀行カードローン」は、秋のキャンペーン中ということで、金貨が当たるということです。 金利は、500万円まで年利4.6%から17.6%となっており、これは他の金融機関より高いかもしれませんね。 このローンは、使い道が自由となっているフリーローンのカードローンです。 ここでも、直接の面談などは必要がないようです。 「じぶん銀行」とは、何かわからないので調べてみると、出資はKDDIと三菱東京UFJ銀行が半分ずつ出しています。 正式な会社名は「㈱じぶん銀行」となっています。 銀行の種類としては、「新たな形態の銀行」に分けられています。 今までの「銀行」として当然あった「本店」「支店」といったようなものを持たず、銀行の窓口で銀行員と顔を合わせる形態の銀行とは違った形式を持っています。 「ジャパンネット銀行」が最初にできたインターネット銀行のようです。 そのあとからも、このような形態の銀行が次々と現れています。 じぶん銀行で口座を開設するためには、携帯電話のアドレスと携帯電話の番号が必要です。 それでKDDIが出資しているということなんですね。 「じぶん銀行」の名前の由来は、「携帯電話の中にある自分だけの銀行」という意味だそうです。 返済期日の設定を「自分」で設定できるということも名前の由来にあるようです。 そして、「通帳」と呼ばれるものはありません。 KIIの携帯の中に、アプリが入っているのでその中が「通帳」となるというわけです。 アコムが保証会社になっています。 ここで、融資の時と返済方法が、ATMを利用するということの意味がわかりました。 そのためか、他の金融機関の利率より高い設定となっています。 そして、他と違っている点では、対応可能な年齢です。 他の銀行などが、完済時に60歳や65歳未満としているのに対し、じぶん銀行では契約時の年齢を決めているだけです。 契約時に20歳以上で70歳未満ということになっています。 自営業や主婦が対象から外れている銀行が多いのですが、じぶん銀行では自営業や主婦・アルバイト・派遣社員でも利用可能です。 このような点から見ても、「アコム」が保証会社となっている点が納得できますね。 じぶん銀行では、住宅ローンもあるようです。 ちょっと意外でしたが、「銀行」というからには、あっても不思議ではないのです。 三菱東京UFJ銀行が背景にあり、その窓口として代理業務をしています。 融資するのは、三菱東京UFJ銀行ということになるので、カードローンのように「じぶん銀行」に口座があるだけでは、対応はできないようです。 住宅ローンのためには、新たに三菱東京UFJ銀行に口座を開設することが必要です。 住宅ローンでは、他の金融機関と同様に固定型金利と変動型金利の二つがあります。 返済期間も35年までとなっており、他の金融機関と同じです。 今は、金利が引き下げられているので、固定型での年利は1.15%から1.55% となっています。 この金利は、地方銀行とほぼ同じかもしれません。 一般にはリスクがあると言われている変動型金利の方が、金利が安く現在では0.775%から1.075%となっています。 どのローンを利用するかということは、個人の選択することですが、お互い面談して決定する方が安心できるという人には、従来の銀行の方が安心ではないでしょうか。