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年末調整と確定申告の流れを理解しよう

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年末調整は裏で何が行われているかご存知ですか?

年末調整は、「会社が社員の分まで確定申告をする」という会社側の手続きです。
社員の代わりに会社が税務申告をし、その証明書として「源泉徴収票」が発行されます。

年末調整は、1年かけて次のような手順で処理をしています。

1.月の給料から月割の所得税額を予測
2.予測した所得税額を給料から天引き
3.1~2を1月から12月まで繰り返し
4.12月に正式な所得税額を算出
5.社員から年末調整の用紙へのサインをもらい、その他控除等があれば証明書を受取る
6.税務署へ書類を提出、源泉徴収票を発行
7.コピーを社員へ受け渡し、所得税の差額を徴収

実は毎月天引きされている所得税は予測額なのです。
本当の所得税は年収が確定した時にわかりますから、天引額と実際の額には差額が出るので調整する必要があります。
その調整が年末になるので「年末調整」というわけです。

これに対し、確定申告は年末調整のみで申告が完了する方を除く全ての納税義務者が、自分で申告をする手続きになります。

確定申告の期間は、申告対象年の翌年2/16~3/15に、その日に住民票のある管轄税務署へ提出します。
通常は税務署へ出向くか、郵送をしますが、最近ではネット上での申告も可能になっています。

この確定申告が終わると、全ての方の所得税の納税額が確定するというわけですね。

ちなみに、所得税はここまでで完了しますが、その後にも続きがあります。

それが住民税。

確定申告が終わると、結果が都道府県、市区町村へ伝えられます。

その所得税の結果を基に、各地域の決まりに従い、住民税を算出します。
そこから計算される為、住民税は5月中旬頃に確定されます。

その為、住民税の支払いは6月、8月、10月、1月と、働いた翌年から後払いとして4回分割払いで納税することになります。
源泉徴収(給与天引き)の方は、翌年の6月以降で天引きになります。

新人さんは住民税がなく、定年退職者は退職後の1年間支払う必要があるのも、所得税は先払いで住民税は後払い、とよく覚えられているのもこの流れがあるからなんですね。

一連の流れを理解できたら是非、給与明細や経費を見返してみてください。

きっと、今までと違う視点で見れますよ。

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