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収入と所得は何が違うのか?税金から考える手取り収入と所得

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普段、当たり前のようにいただいている給料ですが、給与明細や源泉徴収票を正しく読み解くことはできますか?

中でも基本中の基本になってくるのが収入と所得です。収入と所得は別物というのはご存知でしょうか。

これは、税金の仕組みを紐解いていくと理解できます。

税金と聞くと難しいイメージを持たれる方も多いかと思いますが、シンプルに捉えれば意外と簡単に理解することができます。収入を得ている方であれば、まずはこの仕組みをしっかりと理解しておきましょう。

税金(所得税)は、シンプルに表すと下記のような計算式で算出します。
①所得 = 収入 - 経費
②課税対象所得 = 合計所得 - 控除
③所得税 = 課税対象所得 × 税率

そう、収入と所得とは、入ってくるお金そのものを収入、そこから諸々の経費を引いた、所謂利益と同等のものが所得となるわけです。

簡単に上記の式を説明すると、①でまずは所得をそれぞれ算出します。所得は10種類存在しますので、それぞれを別々に算出します。

そして、それら所得を最終的に"損益通算"というルールに基づいて合算します。

その合算した合計所得から、医療や社保等の控除を引くと、所得税の対象となる所得が算出されます。あとは決められた税率を掛ければ、その人の納税すべき所得税額が出る、という仕組みです。

会社員の方は、総収入から社保等が引かれて最終的に手取り収入になります。よく、この手取り収入と所得を混同してしまう方もいますが、実はこれも間違っています。

会社員の所得は、純粋に総収入と給与所得控除と呼ばれる控除のみで成り立っており、上記①の式の経費にあたる部分がこの給与所得控除になります。

従って、給与所得者の収入と所得の関係は至ってシンプルで、総収入からこの給与所得控除を引いた額が給与所得となるというわけです。

また、事業主の場合、この経費は自分の事業単位で売上を上げる為に使ったお金が経費となりますから、これを帳簿につけ、確定申告で国税局へ申告することで認められます。その、売上から経費を引いたものが、事業所得となります。

その他、不動産や雑等の所得もこのような仕組みに従っており、1つ1つ算出する仕組みになっています。

収入と所得の仕組みから税金の算出まで、しっかり理解して仕事に取り組むと、仕事効率や税金との付き合い方も段違いに変わってきますよ。

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