純金積立での投資

純金積立とは

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純金積立とは、毎日一定の金額で金地金を購入していく「金の積立商品」とも言えるもの。純金積立は投資家が金の取り扱い会社と契約し、指定した金融機関の口座から毎月一定金額の代金を自動引き落としで支払い、その代金で金の取り扱い会社に買えるだけの金を自動的に買い付けてもらうという取引方法です。定期定額購入法であるドル・コスト法で金を毎営業日に買い付けていくため、金価格が高いときには買い付け量が少なく、逆に金価格が安い時には買い付け量は多くなる仕組みとなっています。
この純金積立では、買い付けた金は「特定保管」または「消費預託」のどちらかで管理されることになっています。「特定保管」とは、取り扱い会社の資産と顧客の資産とを分別管理し、顧客が買い付けた金地金を実際に保管する形になります。この方法の場合、取り扱い会社が万が一破綻してしまった場合でも、顧客が積み立てた金地金には影響はありません。
また「消費預託」の場合は顧客が売却や金地金の引き出しを要求するまで、顧客が積み立てた金地金をまとめて取り扱い会社が運用する形になっています。運用益の一部を顧客へボーナスとして還元したり、各種手数料を割安にするというメリットがありますが、資産の分別管理が行なわれていないため、取扱会社が万がい位置破綻してしまった場合には、顧客の資産である金地金が保全されないというリスクがあります。
純金積立には配当金や実績分配金などは付かないため、金の価値や価格変動に着目しながら中長期的な活用をしていくことになります。少額でも始めることができるので、コツコツと資産形成を続けて行くことができます。なお、取り扱い会社に申し出れば、いつでも金地金や金貨・ジュエリーなどの形で引き渡し、または売却して現金化することができるようになっています。

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