大阪府にある第二地方銀行として有名なのが関西アーバン銀行です。ここでは、「アーバンカードローン」と呼ばれる銀行カードローンを発行しています。総量規制の対象外となっているので、年収の3分の1以上の借入ができることで注目されています。また、24時間いつでもどこでも借入の申請ができることも強みです。出張中や旅行中などでも借入することができます。
利用できる人は、継続的に安定した収入がある人に限られます。20歳以上75歳未満の人で、保証会社の保証を受けられる人です。また、パート・アルバイトや専業主婦のように、収入が乏しい人や無収入の人でも借入することができるのも強みとなっています。しかし、限度額は30万円までなどの制限が発生します。専業主婦の場合は、配偶者に安定した収入があることが条件となります。
使い道は自由ですが、事業性資金と投機性資金へ使われる人への貸し出しは行っていません。限度額は10万円から500万円までで、10万円単位で区切ります。そして審査内容によって限度額が決まります。200万円以上の借入を希望する人は400万円以上の年収がある所得証明が必要になります。
金利は、年率4.0%~14.4%となっています。限度額に応じて金利が決定する仕組みです。保証人や担保は必要ありません。銀行カードローンになっていますので、関西アーバン銀行が保証人などを出してくれます。返済方法は、リボルビング払いを採用しています。返済日は毎月10日で、返済金額は支払残高に応じて変わってきます。
利子の低い銀行のカードローン!債務整理にも
銀行のカードローンには利子の低いものが多いので、債務の一本化にも積極的に活用されています。債務の一本化とは、複数の金融機関から借り入れを行っている場合に、その債務(借金)を一つのローンを利用し、まとめて返済する債務整理の手段です。
クレジットサービスの多くは、銀行のカードローンと比較すると高額な利子が設定されていますから、この「借り換え」の作業を行うことで債務の総額を圧縮できるわけですね。特に多重債務に陥っている方の場合、それまで雪だるま式に増えていた借金が、無理なく返済できるレベルにまで整理できる例が少なくありません。
債務整理にカードローンを利用する場合は、とにかく利子の安いものを選ぶことが大切。多重債務者については審査に落ちる可能性も否定はできませんが、返済が滞っていない限りは利用できるカードローンも豊富に存在します。比較的「審査が緩い」こともまた、カードローンが債務整理に適している一つの理由として挙げられるでしょう。すでにカードローンを利用している方も、より利子の低いカードローンを見つけたのであれば、そちらに借り換えることを検討してみましょう。