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民間銀行が官民ファンドに出資

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大手の2銀行が、日本生まれのアニメや音楽、衣食住に関わる製品やサービス等の輸出支援を目的とされる官民ファンドに出資するということを聞きました。 この大手2銀行は、みずほ銀行と三井住友信託銀行です。 2銀行の考えでは、洗練された伝統工芸品や大型商業施設も含んだ「クールジャパン」の海外展開を金銭面から広く支援するというものです。 このファンドは、「海外需要開拓支援機構(クールジャパン推進機構)」というものです。 安倍政権が、閣議決定した成長戦略に組み込まれていました。 予算600億円の資本金で秋に設立の見通しだといいます。 600億円のうち、500億円は政府が出し、残りを民間から集めるということになっています。 民間の会社1社あたりの出資額は、数億円~10億円となっているようです。 その詳しいことは、経済産業省が秋までに発表するというものです。 2銀行のうちみずほ銀行は、支援機構への出資をきっかけに、地方の民芸品の輸出などの発掘に繰り組んでいく模様です。 民芸品のデザインや技術を組み合わせて、海外市場の開拓を狙っている取引先を金融面と人材面で支援していく予定です。 地方の民芸品のなかには、技術的に優れていても海外輸出のきっかけがなかったり、そのルートを持っていないというケースも多いようです。 1地方の民芸品として、一部の人達に受け入れられていても、そこから先へと進まないというのが現状かと思われます。 販売のルートを広めたい、より多くの人達に見て欲しいと思っても、なかなかその幅が広がっていません。 「こけし」などをみても、その通りではないでしょうか。 宮城県内でも2箇所で、その種類が違っています。 「鳴子のこけし」と「白石のこけし」といったように、この2つは技巧が別のようです。 同じ県内にいるので2種類あるのだということはわかりますが、全国的にみてもどのくらいの人達がその違いを知っているのでしょうか。 国内でもこのような現状となっているので、海外へ輸出したいと思ってもその販売ルートさえ見えてこないのでしょう。 これは、東北地方に限っての現状なのでしょうか。 確かに東北の民芸品が全国的に取りあげられたりすることは、他の地方に比べると少ないかもしれません。 震災の後、全国の人達が東北地方への関心を示したことは事実です。 それでも足を運んで観光に来ることは、大変なことなのです。 もう一つの銀行の三井住友信託銀行は、不動産や信託のノウハウを生かして、日本の企業による海外での大型商業施設の拠点展開を支援するようです。 クールジャパンの輸出振興に向けて、小売・物流などが連携する企業連合の結成を機構を通じて促していく予定です。 みずほ銀行が民芸品を技術の面で支援し、その販売ルートや商業施設の確保を三井住友信託銀行が行っていくということなのです。  

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